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なぜ勉強をしなくてはならないのですか、 と質問する人がいる。 これに対する答えは単純で明快である。 「人間は無知だから勉強するのです」 これがその質問に対する答えである。 人間は無知で生まれます。 無知な存在として生まれてくる、 と言った方がより正確かもしれない。 無知な存在として生まれた人間が、 そのまま何も学ぶことなく成長していったとしても、 はたしてそれを成長と呼べるのだろうか。 無知な存在の延長でしかないだろう。 個人としての人間はきわめてちっぽけな存在でしかない。 ひとりでできることは限られている。 しかし、現代に生きる人間は、 かなりのことが自由にできるようになっている。 なぜこういうことが可能になったかといえば、 それは人間が知識の伝達に成功してきたからだ。 先人の学びとった知識を、 後世のものたちに手渡ししてきたからに他ならない。 現在は、 勉強のやり方だって、 こうして多数の人間に一気に伝達することが可能になっている。 こういった伝達方法は、30年前には不可能であった。 人間の発明とか発見は、 その発明者や発見者自身の資質や才能によるところも大きいが、 先に研究していた人や、 探索していた人の業績の上に立っていることが圧倒的に多い。 こういったことができたのも、 知識の伝達がうまく行われていたからであり、 まさに、この知識の伝達を上手に行う工程が、 先人の知識や知恵を学ぶという意味での、勉強なのである。 また、これはきわめて現実的な理由づけになりますが、 自由主義社会では、 勉強することが得であり、自分の利益になるからです。 自由主義社会と競争原理は不可分のものですが、 競争原理が働く領域では、 勉強している者の方が、 勝者となる可能性が圧倒的に高いのです。 ノーベル賞は一夜漬けの勉強では受賞できません。 長年わたる絶え間ない勉強と研究によって、 栄えある栄誉を勝ち得ることができるのです。 勉強することは損なのか得なのか。 この問いに対する答えは、 時代を超越してこうなるのです。 「勉強することは圧倒的に得である」 と。 このことが真実であることは、 世界の歴史を学んでみればすぐにわかる。 歴史上に名を残している人は、 ほとんど例外なく、みんな勉強家であるのだ。 専門分野や勉強の度合いの違いはあっても、 それぞれに相当な勉強はしているものだ。 「無」 からは、何も生まれないものです。 |
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